当店では髪がきれいな状態を保つことを第一に考えていますので、通常の縮毛矯正より伸ばす力は弱めにはなりますが、髪への負担が少ない薬剤でまず弱めにかけた状態を見ていただき、その後で段階的に薬剤の強さを上げていく方法をおすすめしています。それにより髪へのダメージを抑えつつ、きれいなストレートヘアに仕上げることができます。
これは、毛先にダメージが蓄積されるためにおこります。
初めて縮毛矯正をかけた時は、きれいでサラサラなストレートヘアになったとしても、
2回、3回と続けて強い縮毛矯正をかけていくと、
バサバサでまとまらないヘアスタイルになってしまったり、
チリチリでヘアスタイルが拡がりまとまらないことがあります。
理論的には、新しく生えてきた髪の毛を縮毛矯正するので、
以前かけた部分に薬剤をつけなければ、ダメージが出ないことになりますが、
そんなにうまくはいきません。
毛先に微妙に薬剤がついてしまったり、
シャンプー台で薬剤を流す際など、どうしても毛先に薬剤がついてしまいます。
この解決策としては、
毛先に薬剤がついてもあまり傷まないストレートパーマ剤を使うことが
一番髪の負担を減らしてくれます。
それ以外にも、前処理のトリートメントをつけ、
浸透圧の関係により、
髪内部のタンパク質などの大事な成分を、外部へ流れ出さないようにし、 髪の負担を減らすこともしていきます。
ただし、それよりも大事なのは、
髪についてしまっても傷みにくい薬剤を使うことが、
髪の傷みを最小限に抑える、一番大事なことだと考えています。